ビとは?

植物や動物は、各々の分類の中で大きな纏まりがあり、「界」「門」「綱」「目」「科」「属」「種」の順番で分かれています。(ここ重要)

「界」→「種」に行くほど範囲が狭まり、動物種が限定されていくわけです。

例えば、青大将を例に取ると以下のようになります。

物界(どうぶつかい)
 椎動物門(せきついどうぶつもん)
  虫綱(はちゅうこう)
   
鱗目(ゆうりんもく)
    ミヘビ科(なみへびか)
     メラ属(なめらぞく)
      大将(あおだいしょう)

※表記の仕方も上記のようになるのです。

このように世界中の全ての動植物は分類がしっかりと位置づけられており、分類をさかのぼる事で、それが何の仲間であるのかを把握できるようになっています。

ただ、世界は広いので未知の動物や見つかって間もない、あるいは調査研究がされてない等の理由で分類がハッキリしない動物も存在します。
また、先ほど青大将の例を出しましたが、もっと細かく、上科、下科、亜門、亜綱、亜目等の表記をしてさらに細かくすることも出来ます。


学名とは、国際的な命名規約に則った動物の名前で、世界共通の名前の事を指し、通常はラテン語・ラテン語化(斜体の英字)で表記されます。
通常私たちが呼んでいる名前は、土地や国で呼び方がそれぞれで異なる為、学術的な面でその動物を呼ぶ時には統一した名前が有ったほうが良い!と言う事なのでしょう。

これの学名を考案した学者の名前は植物分類学の父として有名なリンネ(1707−1778)と言う人で、二名式命名法(二名法とも呼ぶ)(binomial nomenclature)を考案し、属名(属しているグループの名前)と種小名 inserted by FC2 system